文章を集中して書きたいなら、ポメラはよい選択肢だ。具体的なおすすめのポイントを、いくつか書いていく。
ポメラとは
ポメラとは、キングジムが販売しているデジタルメモ端末のことだ。wikipediaによると、「ポケット・メモ・ライター」の頭文字をとったもの。ポメラ使いのことをポメラニアンと呼ぶらしい。かわいい。
ポメラをひとことで言うと。文章作成しかできないミニPCみたいなもの。それだけ聞くと劣化版PCにも思えるけれど、メリットはいくつかある。
気が散らず、書くことに集中できる
PCでももちろん文章作成はでき、便利な機能がついたテキストエディタもある。しかし、PCはいろいろできる分、集中の邪魔も多い。執筆中にふとSNSが気になって開く、ついメールをチェックする、など。
その点ポメラなら、文章を書くことしかできない。何か気になることが出ても、ポメラでは調べ物もできない。とにかく書くしかないのだ。気が散りやすい人にとっては、とてもありがたい。
開いたらすぐに書き始められる
ポメラは折りたたみ式で、開くとすぐに画面が起動する。なので、開いたらすぐに作業を始められる。タイムロスが少ないのは助かる。
これがPCだと、起動を待つ間に書く気持ちが萎えることもある。また、SNSなどに気が逸れる可能性を考えると、馬鹿にできない。
ただ、ポメラにはパスワード機能もある。設定した場合、開いてからパスワードの入力画面の表示までに数秒かかる。ここは、時間短縮をとるかセキュリティを取るかの選択になる。
楽に持ち運べる
ポメラはコンパクトで、リュックなどに簡単に入る。そして、ノートPCよりもはるかに軽い。公式サイトによると、最新機種DM250は約620gだ。
気軽に持ち運べるので、たとえば旅先で日記を書くのに使える。メモ帳として使うのもOKだ。
最新機種DM250はより便利
私が使っている機種は、ひとつ前の世代のDM200だ。大きな不自由はない。ただ、充電のコネクタがUSB TYPE-Aだったり、充電するときの残り時間がわからなかったりと、少しだけ不便だ。
最新機種のDM250では、コネクタがUSB TYPE-Cに変わった。つまり、スマホなどと充電ケーブルを統一できる。また、充電完了やバッテリー残量低下がランプの色で分かるようになった。
ポメラを触ってみてください
ポメラは好みが分かれる道具だと思う。でも、合う人はとことんハマるはず。もし興味が湧いたらいちど触ってみてほしい。