サルサダンスを習い始めて半年経った

ティエンポでサルサダンスを習っている。始めたのはたぶん6月。

サルサの世界には演奏から入った。演奏側としてはリズム構造を研究して、演奏スタイルを学んで、などサルサを分析的に見る。でも、踊る人にはサルサはまた違った見え方なんだろうなと思っていた。

実際に踊って確かめればいいけれど、どうも人に触れる・触れられるのが苦手で。踊るきっかけは何度かあったが、苦しくて続かなかった。

それでも、踊ってみようかな、という波は時たま来る。今年の6月、ちょうどティエンポでお試しクラスが始まるということで、申し込んでみた。また続かないかもしれないけど、やってみるか、くらいの気持ちだった。

すると今回は、ペアダンスも意外と大丈夫だった。やっぱり少し緊張はするけれど、苦痛ほどではない。歳を重ねて、感覚が変わってきたのかも。

せっかくなので、正式に受講することにした。

そしてお試しクラスが終わり、そのまま入門クラスへ進級。今はON1の練習をしている。難しい技も多いが、続けているうちに少しは慣れてきた。

レッスンだと「これからこの技をやります」とわかっているが、実際に踊るとなるとリードする立場だ。何をやるかをちょっとした動作で相手に伝える必要がある。これがまだ難しい。きっかけが似ている技の区別を気をつけているつもりでも、相手になかなか伝わらない。それに、いざ踊り始めると技が思い浮かばず、内心途方にくれることもある。まだまだ実践が必要だ。

難しいところも多いけれど、できることを少しずつ増やすのはやりがいがある。モチベーションは今のところあくまで勉強で、なかなかダンスを楽しむ感覚にはなれない。でもそのうち楽しめるようにかもしれない。

さすがに独学は厳しそうだし、来年以降もレッスンを続けていきたい。ひたすら経験だな。